奥行き60㎝のベランダで始めるガーデンライフ #26

by ゆるり

今回は狭いけどこだわり満載の我が家のプチガーデンを紹介するよ!

学生の時にホームセンターの園芸コーナで働いたのがきっかけでガーデニングに興味を持ち始めた。

いつしかガーデニングが趣味となり、植物を育てたり、眺めたりすることが休日の楽しみとなった。

植物との触れ合いは気持ちが落ち着き、心が豊かになる。

我が家の東向きのベランダの目の前にはマンションが建っていることで日照時間が少ない。

さらに子育てが日常の中心になっていることで、植物に手をかけられる時間も少なくなっているが、狭くても、日陰でも、時間がなくても、植物は大好き。

そんな気持ちが上回り試行錯誤の上、手間のかからないシェードガーデンを始めた。

現在は日陰の小さなベランダで一年中枯れることのない植物たちで風景あるガーデンを目指す。

1.明るい印象になるよう白のテラコッタで統一感を演出

テラコッタは軽量素材の植木鉢を使用。

風通しがよく蒸れにくい、空間を広くするため3つの植木鉢のみでガーデンを作る。

植木鉢には高低差をつけて、アーチやドーナツ型のリースを吊るしたり、ガーデンオブジェを足すことでより自然な風景を作り出してみた。

ガーデン小物は以前使用していた壊れた植木鉢などの付属品を再利用。

ジョウロは100円ショップで調達。

WELCOMのオブジェは、昔買った植木鉢についていた飾りで、植木鉢は古くなり壊れてしまったので、飾りのみ再利用。

アーチを足してベランダに立体感を出した。

120㎝ほどの高さの小さめのアーチは10年以上前の年季もの。

ドーナツ型のリースはハンギングバスケットの上にのせて吊るしている。

左下の青い植木鉢には朝顔を植えた。

ツルをアーチに這わせて朝顔観察しようと子供と計画中。

2.うさぎをメインテーマにしてガーデンを作る

お気に入りはうさぎがモチーフの箱庭ガーデン。

石板にWELCOMと書かれた大きなうさぎはソーラーライトをつけるガーデンオブジェ。

ガーデンライトはあえてつけずに、見せるオブジェとして演出。

小さな子うさぎは3匹いて、親子のうさぎが箱庭にいることで可愛くなった。

真上からの箱庭。ミニレンガは丸い植木鉢に合わせてカーブさせている。

苔を這わせてより自然に近い風景を演出。(苔はホームセンターで購入)

植木鉢は2段重ねて高低差をつけて単調にならないよう工夫した。

盆栽のイワヒバで森の木々を表現、イワヒバは樹形が変わらず、日陰に強く、耐寒性もある。

水もほとんどいらないため管理が楽なのが魅力。

(蒸れには注意が必要・土は盆栽用の水はけがよい・水持ちがよい・通気性がよいことを基準に選んだ鹿沼土や赤玉土、軽石を混ぜて使用)

3.背丈の高い常緑樹や葉が広がる多年草で奥行きと空間の広さを演出

深底の植木鉢には背丈の高いユーカリと横に葉が広がるツワブキやシダ植物を組み合わせて奥行きと空間の広さを演出。

春先にはギボウシが芽をふき出す・10月から12月頃にかけてツワブキには黄色の小花も咲く。

色はあえて単色系でまとめて遠目から見た時の統一感を出している。

葉の形は色々と違うものを植えることで近くによると植物の動きを目で見て楽しめる空間となっていて、遠近で植物達の違う姿が垣間見れる。

飽きのこないガーデン作りを目指して日々研究中。

雨の日にツワブキの丸い葉からしたたり落ちるしずくもお気に入りの光景。

丸い葉っぱにコロンとした水滴が沢山ついて、葉っぱが傘のよう。

葉っぱの下で雨宿りするうさぎ。

雪が降り積もる白銀の世界。

うさぎにこんもりと雪がつもり少し寒そう。

4.風にゆらめく葉は自然の風景を作り出す

ドーナツ型のリースに植えている、剣のように細く長く伸びた黄緑色のベアグラスは風がふくとゆらゆらとゆれて、より自然に近い風景を作り出してくれる。

日陰のため花は育ちにくいが、アクセントには濃赤紫色のヒューケーラ(色の種類は豊富にある)を入れて、その他に葉が垂れ下がるツルニチニチソウ、多肉植物などでリースが単調にならないよう心がけている。

5月から7月頃に咲くヒューケラの白やピンクの小さな花も可愛らしい。

5.季節や昼夜で変わるガーデン風景に癒されて

東側のベランダは植物に朝日の光が差し込む。

天気や四季折々の季節の移ろいを感じることができるベランダガーデン。

朝の目覚めと同時にロールスクリーンを全開口したくなる窓辺。

夜は暖色系のスポットライトがぼんやりと植物達を照らす幻想的な空間。

スポットライトがベランダに一つ設置してあったので、光を植物に向けて照らし夜の植物を際立たせている。

庭の全体をぼんやり眺めながら、寝る前のゆっくりとした時間を過ごす。

お茶を飲んだり、窓全体にはロールスクリーンにプロジェクターを映してテレビを見る。

そうして朝から夜までのベランダガーデンの一日は過ぎていく。

by ゆるり

自己満のプチガーデンのご紹介でした。

さいごまで読んでくれてありがとうございます。

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